30代後半で転職活動をしている人に言いたいこと

30代後半で転職活動をしている人に言いたいこと

40代13社転職体験記は見ていただけましたでしょうか。

 

今回は40代〜50代にかけて13社も転職をしたサイト主のひで父が、30代で転職活動をしている人に思うこと、言いたいことを書きたいと思います。

 

さて、転職は自らの一生を薔薇色に変えるか反対になってしまうか。まさに一か八かの賭けに近い行動かもしれませんね。

 

そして転職が、より大きな成果を上げる時期というのも存在するでしょう。その一つが転職を行う年齢かも分かりません。確かに普通で考えてみても求人数が圧倒的に多い年齢層は20代までの若年者層です。

 

では、今現在が30代後半にさしかかっている人の転職というのは現実問題としてどのように捉えたらいいのでしょうか?ちょっとそのことについて書いていってみたいと思います。

 

30代後半という立ち位置

30代後半は一つの会社で働き続けていたとしたら、大卒者ならば入社後、14〜15年という月日が流れていることになりますね。もう、十分にその企業の戦力となっているでしょうし、企業にとっても欠かすことのできない重要な人材となっていてもらわなくては困る時期であるといえるでしょう。

 

そうです。会社というところに就職したならば最初の10年間は下積みの連続なのです。ことさら大企業の部類に入る会社ならば尚更、その思いは強く実感するはずでしょう。これは大企業の人事システム上、皆に平等に与えられた時間ととってもらっていいでしょう。

 

大企業というところは特例を認めて一足飛びに大出世を成し遂げるという企業風土はまずありえません。皆、年数と時間と移動を繰り返してキャリアを積み、然るべきタイミングで人事部の人事異動コースの俎上に乗るのです。

 

これは役員クラスでも一般社員クラスでも同じ時期、タイミングで行われます。出世コースに残るためにはまず、多くの困難や苦難を乗り越えて10年以上の在職実績を有して初めて、資格を得ることができるのです。

 

一方で、中小企業で働く30代後半の社員ならば状況はまた違ってきます。

 

中小企業における30代後半者の立ち位置は?

中小企業で勤続15年の実績があったならば、これはもう立派な幹部候補生とみなされる資格を得ていることになるでしょう。

 

中小企業はその名の通り、従業員数においても会社の規模、立地条件、財務状況、そのすべてにおいて大企業のそれと比較するべくもない運営を行っています。方や何万人もの従業員数を持ち、国内の支店、営業所のみならず海外にも事業拠点を置く会社はざらに存在しています。

 

しかし、一般的な中小企業レベルではそこまでの規模を誇ることなんて、どだい、無理な話でしょう。

 

しかしながら、働くことのモチベーションアップに対しては中小企業で働く人間の方が圧倒的に分かりやすく、且つ、即効的に行われているのではないでしょうか?反対に大企業において個人が仕事の目標値を設定してこれを維持管理していくのはかなり困難な作業といえる可能性があります。(もっとも、この単純な目標設定をブレずに行いさえしていれば大企業でも中小企業でもその人は仕事にあぶれるようなことはないでしょう)

 

つまり、中小企業というところは自分自身がやらないことにはニッチモサッチモいかなくなる、すなわち会社の命運があなたの行動によって即、左右されてくる、という側面があるからなのです。

 

これって非常にリスクを抱えているという思いも感じるでしょうが、逆にとればどんな体験にも勝るこのうえない成功体験を掴み取ることができる、ということなのですね。何せ、あなた自身がやらない事には会社の進むべき道が大きく右にいったり左に行ったりするわけなのです。それほどあなたの働きぶりが会社にとったら大きな意味合いを持ってくる、という事になってくるわけです。

 

30代後半の転職活動は不利か

一般的にみて転職市場において、最も需要が多い年齢層は20代まで、というのが半ば常識的に捉えられているでしょう。

 

確かに求人票の条件の部分をよく見れば「28歳まで」とか「30歳代前半まで」といったニュアンスの書き方を行っているものが多いように思われます。中には「年齢不問」といった転職者にとったら救われたかのような求人先もありますが、そんなところに限って自分が行きたくない職種の仕事先がほとんど、といった場合も多いのではないでしょうか。

 

ただ、この転職の際の年齢の上限というのは求人先企業が、全くの異業種から来た人たちに対して自社の用意する研修制度などを飲み込んでいち早く仕事を覚える能力が早いかどうかの判断基準として設定しているもの、捉えておけばいいと思います。

 

普通で考えれば人間の脳は、新しいことや不慣れなことに対してよりもこれまで何年もやってきたような、慣れ親しんできたことを行っていく方がミスも少なく、また余計なことに思案を巡らせて自分を見失ってしまうような危険性もぐっと少なくて済むようにできていることは疑いようがないでしょうね。

 

その部分を転職先の企業側は危惧しているわけになるのですよね。なので、こちら側にそういった心構えや準備がしっかりとされていたならば、30代後半であろうが40代、50代になっていようが転職活動を成功させることは可能なこととなるのです。

 

30代後半になった人が持っていてほしいスキルとは

では、企業側が30代後半の人を採用する最大の理由は何なのでしょうか?言うまでもありませんよね。即戦力として自分たちの会社の仕事をいち早く吸収して誰よりも早く台頭してくれる人。言うならば「稼げる人」ということですよね。

 

この「稼げる」というのはいわゆる「貢献できる人」という意味にもなります。企業の発展・成長に何らかの形で能力を発揮して末永くその企業の繁栄に役立つことができる人間。そういう人間ならば年齢の括りは関係なくいついかなる時でも企業はそういう人材を欲しがっている、という事です。

 

ではその際のスキルとは一体、何なのでしょうか?華々しい過去の実績でしょうか?それとも豊富な表彰の回数でしょうか?いずれも過去のあなたの貴重なスキルです。どこに出していっても恥ずかしくないものでしょう。しかし、今回、私が持っていて欲しいと思うスキルは

 

「どこの異業種に行っても通用する真の成功体験」

 

これだと思っています。

 

 

15年の歳月がないと真の成功体験はつかめない「真の成功体験」とは決して過去の自分をいばり、誇らしげに見せびらかすものではありません。

 

どんな会社、どんな業界に行ったとしても流されることなく、心を折ることなく粘り強く食らいついていけるスピリット、自信というもののことなのです。

 

つまり自分自身の確固としたバックボーンとでもいうべきでしょうか。これを15年かけて獲得できているかどうかであなたの転職活動も大いに前向きに進んでいく、と私は見ているのです。

 

逆に薄っぺらで安易な成功体験のみで、自分の能力・力量を過信・過大評価してしまい今いる職場を半ば逃げるような気持ちで転職してしまった場合は想定外のアクシデントがあなたに襲い掛かってくる可能性が高くなる、とも私は思っています。

 

ではなぜ、自分の成功体験が重要か?についての根拠めいた部分を書いていきたいと思います。

 

真の成功体験は3年や4年の実務経験程度では得られない?

私は現在、56歳。これまで10数回に及ぶ転職経験をやってきました。特に40代になってからの10年間で10回の転職です。一般の方の発想からは遠く逸脱してしまった人生を送ってしまったことになりますね。

 

さて、表題のテーマに戻りますが「真の成功体験」を実感するためにはその仕事に対する揺るぎない自信が求められます。

 

私が初めて就職した会社は、事務用品を扱う卸売り業の会社でした。まあ、ここで問題にしているのは仕事内容のことでも職種についてでもありません。いかなる仕事であっても、それがあなたの成長を促し、自分の血肉となってくれているか。そして、その仕事をやることによってあなたが前向きな気持ちに自然になることができるか。と、いったところです。

 

私自身の体験で申しますと、営業系の仕事は私にはさっぱりマッチしませんでした。(関連記事:1社目の転職:東証一部建築営業

 

嫌々やっているのが顕著でした。嫌々やると、もうそこには成長するという余地が生まれてきません。

 

自分自身のためでなく誰かのために「やったっているんだ」、というどうしようもない後ろ向きオーラに脳が蝕まれます。

 

こうなってしまうと全ての事が憎くなり、報われない自分は犠牲者なんだ、という救いようのない底なし沼状態にはまります。

 

こんな状況でも3〜4年の実務経験があると不思議と小さな成功体験はいくつか発生します。しかし、そのあとは続きません。自らが成長するための努力や勉強を怠っているのですから当たり前のことですよね。

 

ちなみに私は思いっきり自分の能力を過大評価して、この会社を丸8で辞めました。思えば数々の転職人生のスタートはこの時から始まったんですよね。

 

自己否定を思い知ったときに初めて成功体験が

私がこの年齢になるに及んで、何とかかんとかこの世の中でやってこれているのは、転職2回目のペットショップ業界での成功体験(唯一の)が大きくものを言っているでしょう。

 

今から思えば人の縁に恵まれていた職場環境だったと思います。はっきり言ってペット業界のスケールというか働く上での倫理観やモラルはこれまで経験してきたどの業界よりも特殊でルーズでした。

 

本部と店舗の連絡体制は密ではないし、一応、会社組織のはずなのにトップに立っている社長たる人が自由発想すぎて細かい決め事やルールはいつも機能していません。

 

よく、こんないい加減なやり方でお店が成り立っているな、会社として運営されているな、と入社早々、思ったものです。そして、その気持ちがやがて古参の店長さんたちと衝突することとなり私は完全に孤立状態に陥りました。それでも、まだまだ強気だった私は我が道を行くという感じでとんがっていましたね。

 

そんな私に目をかけてくれたのが当時の常務さん。実際は社長の奥さんでこの人がまた会社組織のことを全く理解できていませんでしたね。

 

でも、ペット業界でたたきあげられただけの事は十分、ある人でした。この方の大いなる愛情のおかげで私はようやくそれまでの人生で掴んだことのなかった真の成功体験を獲得することができたのです。

 

そう、それは至極当たり前で簡単なことなのです。自分自身の順番を一番最後にしてお客様を最優先にして行動する。ただ、これだけのことなのです。この簡単な原理原則を肌身をもって知ることができたのがこのペット業界に身を置いた10年間の最大の、いや、人生における最大の収穫でした。

 

さいごに

皆さま、如何だったでしょうか?ちょっと取り急ぎ感は拒めませんが多少なりともお分かりいただけたでしょうか?

 

何も30代の転職活動を否定しているわけではありません。やらざるを得ない境遇になったのならじたばたしてもは始まりませんからね。思い切ってやり遂げるだけです。

 

ただ、どうせやるならば今後の人生に不利になるようなことはしたくありませんからね。出来ることならこの転職を人生での最後の転職にすべきです。そのためにも持っておきたい真の成功体験。自信と過信は紙一重ですが前に進む勇気と一歩引いてみる慎重さ。バランス感覚は失わないようにしましょうね。

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